すべては「見える化」と「数値」から。製造業ならではのアプローチで、みんなが安心して集まれる店舗をつくりたい 榊原工業株式会社 S&S.a Dog Cafe (エスアンドエスドットエー ドッグカフェ)様
すべては「見える化」と「数値」から。 製造業ならではのアプローチで、みんなが安心して集まれる店舗をつくりたい 榊原工業株式会社 S&S.a Dog Cafe (エスアンドエスドットエー ドッグカフェ)様
課題
・コロナ禍での店舗オープン。安心・安全な店舗運営を行いたい
解決策
・見えない空気の状態を一括管理し、クラスター対策に活用
・店内入口のサイネージで換気状態を公開し、お客さまへ安心感を訴求
・CO2濃度が上昇した場合は、スタッフがお客さまに声かけと対策を実施
効果
・「数値」という共通の物差しが、お客さまとの信頼関係構築につながる
愛知県西尾市の「S&S.a Dog Cafe(読み:エスアンドエスドットエードッグカフェ、以下「SSa」と略)」は、文字通り、飼い主とペットの犬(ワンちゃん)が一緒に入店して、お茶や食事、さらにはワンちゃんとの写真撮影などを楽しむことができるドッグカフェであり、いつも多くのお客さまとワンちゃんで賑わっている。
そんなSSaでは、「スタッフとお客さま、さらにはワンちゃんが安心して楽しい時間を過ごせるように」との想いから、エアロコと館内の換気状態を見える化する大型サイネージを導入いただいている。
本日はオーナー企業・榊原工業(株)の代表取締役とSSaの代表を務める、榊原勝(さかきばら・まさる)様にお話しを伺った。
今回のエアロコもそうですが、導入するためには投資が必要ですし、それは平たく言えば「利益を削る」取り組みに見えてしまうという側面もあります。しかしそれ以上に大切なのは、経営者が「先見の明」と「明確なビジョン」を持って判断や投資をしていくということ。その姿勢こそが大切だと考えています。
例えば榊原工業では、グーグルやアップルといった世界のトップ企業も参画しているSBT認定(Science Based Targetsの略。脱炭素に世界で取り組むために設けられた、CO2排出量削減のための国際認定基準)を、大手も含む他の日本企業に先駆けて取得しました。これには非常に大きなインパクトがありました。