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感染症対策 環境・省エネ

「換気の見える化」ひとつで、デイサービス施設の「安心」「快適」「省エネ」「PR」を一挙に実現! 株式会社T-NEXT様 (パーソナルケアセンターフィロス/ネクストリハビリテーションセンター)

「換気の見える化」ひとつで、デイサービス施設の
「安心」「快適」「省エネ」「PR」を一挙に実現!
株式会社T-NEXT様
(パーソナルケアセンターフィロス/ネクストリハビリテーションセンター)

株式会社T-NEXT様
課題
  • ・コロナ禍での高齢者施設運営には不安がつきもの。クラスター発生を防ぐことが第一
  • ・窓の開けっ放しにより、換気過剰な状態に。空調負荷が増大し、室内が快適でない状態に
解決策
  • ・見えない空気の状態を一括管理し、クラスター対策に活用
  • ・「換気の見える化」により、必要十分な窓開けの運用を確立
  • ・店内入口のタブレットや公式HPで換気状態を公開
効果
  • ・「数値による見える化」によって、職員も利用者も安心
  • ・省エネと快適さの両立を実現しつつ、適切な換気状態を維持
  • ・ご利用者、ご家族やケアマネジャーへ安心感をアピール

「リハビリ事業を守ることは、高齢者が人の関わりや外に出ていく機会を守ること」——愛知県東浦町で高齢者向け通所介護事業を営む株式会社T-NEXTさまでは、職員全員が日々このような想いを胸に抱きながら、事業の運営が困難なコロナ禍の中にあっても、安心・安全な感染症対策を徹底することで事業を継続してきた。

そんなT-NEXTさまでは、コロナ禍突入以降、ほとんどすべての窓を開放して事業を行ってきたため、「暑さ・寒さ」「空調負荷増大による電気料金の増」という課題に直面し、打開策を検討された中でエアロコの導入を決めていただいたという。
本日は株式会社T-NEXTの代表取締役を務める、辻博樹(つじ・ひろき)社長にお話しを伺った。

「福祉」、それは「ふ」だんの「く」らしの「し」あわせを守るためのもの

パーソナルケアセンターフィロスでは、リハビリ専門職が一対一で行うリハビリとともに、基礎的な筋力等を向上する事を目的としたリハビリ機器もそろう

パーソナルケアセンターフィロスでは、リハビリ専門職が一対一で行うリハビリとともに、基礎的な筋力等を向上する事を目的としたリハビリ機器もそろう

辻様、本日はよろしくお願いいたします。まずはエアロコについてお伺いする前に、御社の事業内容や企業理念などについて教えていただけないでしょうか。

辻社長
よろしくお願いいたします。我々は愛知県の東浦町で、「パーソナルケアセンターフィロス」という、通所介護事業を営んでおります。「在宅限界を引き上げること」「健康寿命を延伸すること」を企業理念に専門職の配置にこだわり、リハビリテーション専門職である理学療法士、作業療法士、言語聴覚士による一対一のリハビリや、十分な看護師の配置による、医療依存度の高い方の受け入れを行っています。介護職員も介護福祉士資格取得者が90%を超えています。さらに、現在は新店舗の準備も進んでおり、2022年11月には「ネクストリハビリテーションセンター」という、短時間利用型のリハビリに特化した通所介護事業、また2023年1月には「Dance&Fitness Studio NEXT」という小学生~働き世代~シニア層までご利用できる新しい施設もオープン予定です。

なるほど、介護事業のなかでも、特に「リハビリ」に特化した事業を行っていらっしゃるのですね。御社ではリハビリ事業の運営にあたって、どんなことを心がけていらっしゃるのでしょうか。

辻社長
一番大切なことは、様々なご病気などで困難さをもったとしても住み慣れた地域で安心して暮らしていける、ということです。特にこのコロナ禍にあっては、外に出られる機会が減ってしまったために、体力、筋力や気力が低下している場合も散見されます。
そしてこれは我々のいる東浦町のふくし課のモットーでもありますが、「福祉(ふくし)」とは、『「ふ」だんの・「く」らしの・「し」あわせを守る』ためのものです。
そこで来月オープン予定の新店舗では、「自分らしいを、一緒に。」をキーワードに地域の健康増進の拠点になるような施設にしていきたいと考えているところです。

「ふだんの暮らしの幸せを守ること」イコール「福祉」、非常に共感できるフレーズですね。ところがコロナ禍によって、利用者さまの中には、文字通り「普通に」、つまり今までどおりにこちらに通われることも難しくなってしまった方もいらっしゃるのではと。
そのような中で、エアロコの導入以前では、御社ではどのような感染症対策に取り組んでおられたのでしょうか。

辻社長
おっしゃる通り、我々のような介護施設には、様々な病気をお持ちのご高齢の方が多く集まってくるわけですし、施設内で感染者が出てしまうと、その他のご利用者も「行くところ」がなくなってしまう。それは、最終的には利用者の皆さまの体力低下はもちろんのこと、認知機能面への影響もあるかもしれません。また、ご家族の介護負担やお仕事への影響も考えなくてはなりません。
ですから、今回のテーマである換気についてはもちろんのこと、手指消毒やマスクの着用など、とにかく厚生労働省から出される感染症対策は徹底して行ってきました。「ご利用者、ご家族の命はもちろん、人々の関わりや外に出ていく機会をも守るのだ」という意識を持ちながら、日々の対策を続けてきましたね。

「換気の見える化」によって、「窓の開けっ放し」状態から脱却。十分な換気と快適さの両立を実現

エアロコ導入前のパーソナルケアセンターフィロスにおける換気の運用イメージ。導入以前は図赤枠のように、大型の窓の大半を常時開放するという運用により、夏は暑く、冬は寒い状態となっていた

エアロコ導入前のパーソナルケアセンターフィロスにおける換気の運用イメージ。
導入以前は図赤枠のように、大型の窓の大半を常時開放するという運用により、夏は暑く、冬は寒い状態となっていた

そうした大変厳しい状況の中で、今回、私どもはエアロコの提案をさせていただいたわけですが、この「換気」についてはどのような課題感をお持ちだったのでしょうか。

辻社長
換気についての課題感は二点ありました。一つ目は、常時換気の重要性から早期より取り入れていました。しかし、換気状態を数値化する事ができず、本当に良好な状態にあるかどうかが分からなかったという点です。
そして二点目は、室内環境の快適さや省エネとの兼ね合いですね。コロナ禍突入以降、我々は施設内のほとんどの窓を常時開放してきましたので、夏は暑く、冬は寒い。そして外気が入ってくる分空調の負荷が大きくなり、電気代が余計に高くなってきたことも問題でした。

それでは、「安全な状態を数値で確認できること」「過剰な換気を押さえ、省エネで快適な室内環境を実現できるようになったこと」の二点を導入の決め手としていただいたと。

辻社長
その通りです。エアロコで館内各所の換気状態を見られるようになったことで、これまでは感覚でしか分からなかった「空気の流れ」というものを、自分たちでコントロールできるようになりました。
従前では、ほとんどすべての窓を半分程度まで常時開放しておりましたが、エアロコで色々データをとって検証してみたところ、窓と高窓を一ヶ所ずつ、それも数センチ開け空気の流れを作ることで室内の換気は十分にできるということがわかりました。現在厚生労働省からは「二酸化炭素濃度1000ppm以下に保つことがクラスター対策の観点で有効」という指針が出されていますが、上記の方法で常時800ppm以下を達成することができました。
エアロコの導入以降、辻社長にてCO2濃度を測り「最適な窓の開け方」について試行錯誤された。その結果、現状では窓と高窓を数センチ開けるのみで十分な換気ができるという事実が見え、全ての窓を「開けっ放し」にする必要がなくなった。現在では空調の設定温度を2度上げてもなお、夏場の室内が涼しく快適に保たれているという

エアロコの導入以降、辻社長にてCO2濃度を測り「最適な窓の開け方」について試行錯誤された。その結果、現状では窓と高窓を数センチ開けるのみで十分な換気ができるという事実が見え、全ての窓を「開けっ放し」にする必要がなくなった。現在では空調の設定温度を2度上げてもなお、夏場の室内が涼しく快適に保たれているという

「過剰な換気」が減ると、室内環境も変わりそうですね。

辻社長
はい。とにかく、「真夏の暑さ」から開放され室内が涼しく保たれるようになったことで、ご利用者もスタッフも非常に喜んでおります。これまでは冷房の設定温度を25度にしても窓の近く等は熱風が入り暑くてたまらなかったのが、27度まで上げても室内の涼しい状態が保たれるようになりました。省エネのメリットは間違いなく出ていると思います。

「換気の見える化」で、「安心感」「快適さ」「省エネ」という3つのメリットを感じていていただけたというわけですね。

辻社長
その通りです。そして館内の換気状態を常に良好に保てることができるようになりましたので、今度はこの「安心感」をPRの材料として活用したいと考えております。

T-NEXTさまの公式HPより。エアロコのバナーをクリックすると「パーソナルケアセンターフィロス」「ネクストリハビリテーションセンター」の各所の換気状態を確認することが可能。

施設の入り口にエアロコの画面を常時表示するタブレットを設置したり、当社のHP上で館内の換気状態をお見せしたりすることで、利用者のご家族や、介護プランを検討されるケアマネジャー様に対してより安心感をもっていただけると考えています。
それから副産物的な効果ですが、こういった「毎日見ていただける」コンテンツをHP上に用意することは、PV数の増加によりSEO対策の観点としても効果を期待しているところです。
ここまでのことができる中でランニングコストは決して高くないと感じましたので、導入を決めさせていただきました。

介護保険に囚われない福祉のあり方を、もっともっと模索していきたい
地域の認知症カフェで認知症予防体操を行う辻社長。現状の制度にとらわれない、新しい福祉のあり方を探究される日々は続く

地域の認知症カフェで認知症予防体操を行う辻社長。
現状の制度にとらわれない、新しい福祉のあり方を探究される日々は続く

「換気状態が見える」ということを、単なる室内環境マネジメントのみならず、他の施設にはない「差別化要素」としても活用していただける余地があるということですね。
私どものサービスをうまく活用していただけて、大変嬉しい限りです。
最後にメッセージ等ございましたらよろしくお願いいたします。

辻社長
我々は、介護保険に囚われない柔軟な介護のあり方というものを、もっともっと追求していきたいと思っています。現状、介護サービスは介護保険を使って受けることが基本ですが、その保険の財源が税金である以上、様々な制約を伴うのも実情です。
多様化するニーズにいかにお応えできるか、そのためには介護保険の事業と保険外の事業を上手く組み合わせていくことが大切と考えています。地域のニーズをくみ取り、その地域に必要とされる事業を共に構築していくことこそが我々の命題と考えています。

辻社長のリハビリ事業にかける熱い想いがひしひしと伝わってきました! これからも、どうかエアロコをよろしくお願いいたします。ありがとうございました。

<T-NEXTさまのHPはこちら>

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※ 土・日曜日、祝日、年末年始(12月29日~1月3日)は翌営業日以降に内容を確認させていただきます。

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