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一歩踏み込んだ感染症対策が、お客さまとの信頼を深める 下呂温泉 水明館
一歩踏み込んだ感染症対策が、お客さまとの信頼を深める
下呂温泉 水明館様
- 課題
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- ・いつでもどこでも離れた場所からでも、館内の換気状態を見える化・改善したい
- ・室内環境のデータを蓄積し、次の施策に活かしたい
- 解決策
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- ・いつでもどこでもリアルタイムで最新の室内環境を把握
- ・PCでもスマホでも。デバイスに縛られない見える化
- ・「詳細グラフ画面」で、過去データの確認・分析もカンタン
- 効果
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- ・施設管理担当者が館内の空気の状態を把握し、必要に応じて換気を実施
- ・過去データを、「次の打ち手」へ活かす
清流・飛騨川のほとりにこんこんと湧き出づる名湯、岐阜県は下呂温泉。
草津や有馬の湯と並んで、古くから「日本三名泉」の一つと称される下呂のシンボルこそ、昭和七年の創業以来、多くの旅人を癒し続けてきた名門・「水明館」さまである。
新型コロナウィルス感染症の大流行という未曽有の危機にあっても、水明館さまの「お客さまに最高のサービスをお届けしたい」という軸は揺るがない。
だからこそ水明館さまは、コロナ禍において次々と新たなコロナ対策の取り組みを行い、それがさらにお客さまとの信頼強化につながっていったという。
本稿では、株式会社水明館の施設管理部長・今井様にお話しを伺った。
「離れていても館内の室内環境を把握したい」というニーズから、エアロコを導入
今井部長、本日はよろしくお願いいたします。まずはエアロコを導入いただいた背景や問題意識などについて教えていただけますか?
- 今井様
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館内の施設をマネジメントする我々としては、とにかく「離れていても館内の室内環境を把握したい」というニーズが大きかったですね。
私どもはエアロコのCO2センサーを5台導入させていただきましたが、とくに気になっていたのが、センサーを3台導入させていただいた会議室ですね。
水明館さまの見える化画面。会議室や朝食会場の「常盤」など、全5箇所にCO2センサーを導入
- 今井様
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緊急事態宣言が発令されていたころは会議室の稼働は減っていましたが、コロナ禍が落ち着いてきた昨今では大規模な会議や宴会の頻度が戻りつつあります。
ところが、こうした催しは始まってしまうと部屋を閉めますので室内の状態が分からない。我々管理者としては中の換気状態が非常に気になっていたところでした。
千人規模の会議・宴会が可能な水明館さま最大の宴会場・「朝陽の間」。
- 今井様
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そうした中で、エアロコを導入したことで、離れていても館内の換気状態をしっかりと把握できるようになったことは大きいですね。あとはコロナ対策の補助金が使用できたことも良かったです。
スマホでもPCでも。どこでも換気状態をチェックして、館内の換気を徹底
今井様をはじめ、スタッフの皆さまは普段、エアロコの見える化画面をどのようにご覧になっているのでしょうか?
- 今井様
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自分の執務室にいるときはパソコンで確認しますが、現場に作業に出ることが多いという仕事柄、エアロコはスマホで見ることのほうが多いですね。
PCやタブレットだけでなく、スマートフォンでも見える化画面を使用可能な点がエアロコの特長。今井様をはじめ、現場出向の多い設備管理の方にはとくに好評
いつでもどこでも離れていても、館内の様子を確認できることがメリット。
- 今井様
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まさにそうですね。とくに朝食会場の「常盤(ときわ)」は朝の時間帯に大勢のお客さまで混み合いますので、そのタイミングは非常に気を遣っています。
朝食会場となる、ダイニング「常盤」。朝は豪華な朝食に舌鼓を打つ多くの宿泊客でにぎわう
- 今井様
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春・秋の中間季であれば、CO2濃度が上がってくると、我々設備担当が会場のスタッフに電話を入れて換気をしてもらうようにお願いしますし、忙しい時間帯で現場のスタッフが手を離せなければ我々が直接会場に行って窓を開けます。
そして夏場や冬場であれば、空調を集中管理している防災センターで空調を操作し、外気の吸入量を上げることで換気量を増やしています。国が一つの目安としている1,000ppmを超えないように室内環境をマネジメントすることで、クラスターの発生リスク低減に努めています。
徹底的なコロナ対策が、お客さまの満足度とブランド価値を高める
館内では消毒や検温、マスクの着用などはもちろん、館内各所の混雑状況の見える化システム等も導入され、「さすが水明館さん!」という徹底的なコロナ対策がなされていますが、このことがさらにお客さまの信頼につながっているという側面もあるのではないでしょうか。
- 今井様
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まさにその通りですね。もちろん、お客さまの大半は感染症対策だけを決め手にして当館を選んで下さるわけではありませんが、当館の徹底的な取り組みをご覧になることで、より一層お客さまにご満足いただけていることは間違いありません。
宴会場の前にはモニターを設置し、エアロコで計測した場内の換気状態を見える化。
こうした踏み込んだコロナ対策が、さらなるお客さまからの信頼につながる
まさに非常事態下にあっても最先端の取り組みをされていることが、さらに水明館さまのブランド価値を高めていくことにつながっていくのでしょうね。
ちなみに、今井様が考える、エアロコの最大のメリットはどのような点にありますでしょうか?
- 今井様
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やはり、センサーデータを蓄積して、簡単に過去データを見える化したり、他の日のデータと比較ができることですね。
パッと過去のデータを確認できることが、施設管理者としてはとにかく大切です。データが次の有効な施策を考えることにつながっていきますので。
水明館さまの「ダイニング常盤」における「詳細グラフ画面」。
実線が2022年6月29日、点線がその2週間前の2022年6月15日のデータ。
朝食・夕食の時間帯に多くのお客さまが集まりCO2濃度が上昇する「常盤」のトレンドと、今井様をはじめとする現場のスタッフの皆さまのたゆまぬ努力によって、CO2濃度が1,000ppmを超えないような適切なマネジメントがなされていることが分かる
今井様、本日は大変貴重なお話しをありがとうございました。
徹底的なお客さま目線で、常に時流に合った形で付加価値を高めておられる水明館さまの凄さがよくわかりました。
ぜひ、皆さんも水明館で疲れた心や体を癒してみてはいかがでしょうか?
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